連日完売御礼、伊東漁港の新名物は金目の煮付け、海鮮丼、イカもあわびもとにかく凄い!東伊豆のご当地グルメは、漁協がデニーズに貸していた建物の契約が切れたので、伊東の名物食堂を作って観光客を喜ばせよう!地物の魚で!そんな港の男たちの熱い思いが具現化したのが、伊東漁協直営の漁師めしや「波魚波(はとば)」です。波魚波定食2千円?観光地値段じゃないか?漁協直営で、余計な流通経路を省いているのだから、もっと安くなくちゃ・・・。いやいや、この日は、生しらす、キハダマグロ、カツオ、平目、あおりいか、イサキ、ひらまさ、黒あわびと6品の造りに、いなだフライ、イカフライ、小鉢、漬物、大椀のあら汁、大盛りのメシ(その上メシはお替り自由)。すべて正真正銘の地魚。波魚波定食を例にとると、にぎり寿司ならゆうに18カン分。黒あわびの刺身は3切もあり、銀座のすし屋なら1カン1千円はくだらない。海鮮丼定食1500円は一切れの刺身で充分にぎり2カンに匹敵する驚きのボリュウム。特別サービス?の問いかけに「すべてのお客様に平等です!」と、店長の頼もしい返事が嬉しい。海の男はこうでなくちゃいけません。
海の神様への感謝と、重労働をねぎらう優しさが育んだ名物鍋伊豆半島の先端南伊豆町にある「弓ヶ浜」は、「日本の白砂青松百選」と「日本の渚百選」に選ればれた美しい白砂の浜です。そんな美しい「弓ヶ浜」から南伊豆のご当地グルメとして紹介したいのが、日本旅のペンクラブ会友でもある、「伊豆の味 おか田」の名物「わだつみ定食」1800円です。(わだつみとは海の神のコト)金目鯛をはじめとした地の魚・蟹・海老・貝・海草・茸・季節の野菜・特製のすいとんなどを独特の合せ味噌で煮込む豪快な山海の幸の(注文は2名より)鍋料理で、そのボリュウムには圧倒されます。
かつて、南伊豆の海岸の村々では海女たちが、あわび・さざえ・てんぐさなどを採る「素潜り」漁をしていました。山海の恵みを大鍋に入れて味噌味で煮込み、これを食べながら、激しい労働に耐える英気と体力を養った・・・「わだつみ鍋」は、いわば、海の神に感謝し、労働をねぎらう優しさが育んだご当地グルメなのです。
波魚波の地金目煮付け、サイズは箸と比べてください
いとう漁協直営 漁師めしや 「波魚波」 ホームページ
静岡県伊東市静海町13-9 tel.0557-38-3327
定休日 毎週火曜日(火曜日が祝日・連休の場合営業)
営業時間 1130~1500 ※悪天候等で水揚が無い場合は臨時休業となる場合があります
郷土割烹 「伊豆の味 おか田」 ホームページ
静岡県賀茂郡南伊豆町湊307-1 tel.0558-62-1006
定休日 無休 営業時間 1100~2000(途中休憩時間あり)