ステイホームグルメ!会友宿のお取り寄せ 平山旅館「島茶漬け」

平山旅館「島茶漬け」

長崎県は壱岐島の北西、湯本湾を望む場所にある「平山旅館」。子宝の湯として評判の鉄分を含む赤い塩湯は源泉かけ流し。料理は壱岐の味覚であるイカの活き造りや鯛そうめん、野菜たっぷりのタジン鍋など、豊穣の島ならではの御馳走が楽しめる。

そんな平山旅館には〈秘密の夜食〉がある。鮮度の良い壱岐の真ダイと、同じく壱岐産の真イカを特製ダレに漬け込み、熱々のご飯に盛り付け熱湯をかけるというもの。名付けて「島茶漬」。要望のあった客にだけ出していたが、いつしか口コミで広がった。今はネット注文も可能。早速取り寄せてみた。

値段は1人前税別866円。単品でも注文できるが、送料が掛かるのでまとまった個数かギフトセットがオススメ。商品はクール便で到着。説明書を読みつつ冷凍されたタイとイカの漬(づ)けを流水で解凍する。後は簡単。熱々のご飯に、漬け、ふりかけ、ワサビ、梅肉(いずれも付属)を盛り付け、薬缶でシュンシュン音がするまで沸騰させた湯を、ゆっくりと注ぎかける。

フワッと立ちのぼる湯気とダシの香り。サッと色が変わるタイとイカ。サッとかき混ぜ、サラサラッとかっこむ。アフッ、アツッ、ウマッ。熱湯で半生になったタイとイカの歯ごたえが絶妙。タレが湯に溶け出して益々旨い。名残惜しみつつ、あっという間に平らげた。

「目利きの2代目が競り落とした上物を、鮮度良く料理人がさばき漬け込んでいるので、本物の味を楽しめると思います」(若女将・平山真希子会友)

遠くにいながら、壱岐の潮風を感じられる逸品だ。

◆平山旅館 壱岐もの屋
0920-43-0969
壱岐もの屋公式HP

平山旅館「島茶漬け」

味のあるイラストの包装紙兼説明書

平山旅館「島茶漬け」